いいアイデアが思い浮かばない。こんなとき、クリエイターはどう対処しているのか。『アイデアは考えるな』(柳川大輔/日経ビジネス文庫)曰く、発想のコツは「良い考えを出そうとしないこと」だそう。ここでは本書から得た、アイデア発想のコツを3つ紹介していく。

こんな悩みがあるならオススメ
- 考えるのが苦手
- 自分の意見が持てない
- クリエイティブなことがしたい
①アイデアは「質より量」が命
アイデアを考える時、無意識のうちに「良いアイデア」を出そうと考えてしまう。
実は、この発想自体が、柔軟な思考にブレーキとなってるんだとか。
著者曰く、「明日までに新しい商品を3つ考えてきて」と言われたとき、2つ以下だった人が続出したけど、「明日までに10個考えてきて」と言ったら、多くの人が10個もしくはそれ以上考えてきたとのこと。
良い発想をしようとすると、自分の中の100%を出そうとする。しかし、納得のいく答えなんて早々出ない。
一方10個考えるときは、たくさんアイデアを出そうとするから、肩の力が抜けて、変なこだわりがなくなるんだとか。

ブログのテーマを3つに絞るのって難しいけど、10こならカンタンかな!

いいんじゃない?(でもそのブログ、誰も見ないと思うけど……)
②新しい発想は既存の組み合わせ
アイデアマンと聞くと、いつでも良い発想がポンポンできる人を思い浮かべる。
しかし、著者によると、どんなに優れた人も一発ですごいアイデアを出しているわけではないとのこと。
ではなぜいいアイデアが出せるのかと言うと、すごいアイデアの影で、くだらないアイデアをたくさん考えているから。
良し悪し考えず、たくさんのアイデアを早く出す。そして、そのくだらないアイデア同士を組み合わせることで、普段は考えもしない発想も降りてくるのだそう。

プリンに醤油かけるとウニになるって発想みたいなものね

え?あ、うん。そうだね!(でもその例えはちょっと……)
③思考を加速させるためにはルールが大切
アイデアの量を出そうとするとき、「ルール」があるとよいのだそう。
つくるアイデアの個数を決めたり、制限時間を決めたり。目標を持ちつつ、適度な緊張感をもってやると、闇雲に考えるよりも効率がいい。
仕事や家事、副業で忙しい人ほど高いパフォーマンスを発揮するのも、定時に帰るという目標を持っているから。
何事も、自由すぎると逆にうまくいかない。適度な縛りは、物事を好転させる秘訣といえるかもしれない。
余談
先日友人と二人で伊豆へツーリングに行った時の話。
帰り道の会話で「どんな行動をされたとき、『この人信用できないな』と思うのか」というお題で盛り上がった。いわゆる大喜利。
ひとつひとつはくだらない発想だったけど、その行動を組み合わせた時、突然とんでもないモンスターができあがった。二人はもちろん、大爆笑である。
何が言いたいかというと、アイデアを考えるとき、あんまり”型”にとらわれないでほしいということ。若干本末転倒だけど。
でも、これくらい”遊び”があった方が面白いし、悶々と考えるよりいい発想が浮かぶと私は思っている。
一生懸命考えることはもちろん大事だけど、意識的にガス抜きしつつ、ちょっとした”茶目っ気”を入れるのも、いいスパイスだ。
あなたが思い悩んだとき、こんなささいなひと言が頭をよぎってくれたらと、密かに期待しつつ。
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