お金をかけてゴミ箱を買うのがバカバカしい。
そう思って、今までドンキで買ったテキトーなゴミ箱を使っていた。
しかし、無印良品のゴミ箱と出会い、ゴミ捨ての楽しさを教えてもらったことで、私の価値観は一変した。
ゴミ箱の概念を変える、”窓”の発想
形状は普通のゴミ箱なんだけど、特徴的なのはこのフタ。
なんと小窓が付いていて、スライドさせればフタを全部開けなくてもゴミが入れられるのだ。
「なんだ、それだけ?」と思う方もいるかもしれない。しかし侮るなかれ。
このちょっとした工夫によって、苦痛でしかなかったゴミ捨てがちょっとした”快感”をもたらす行為になるのだ。
ティッシュやビニールなど、ゴミの大半は手のひらに収まるサイズ。
そんな小さなゴミに対し、わざわざフタを大きく開けるのは手間だ。
しかし、これが引き戸だとちょっとスライドさせるだけ。一瞬で終わってしまう。
ほんの少しの差かもしれないが、ストレスは段違い。
単純にスライドさせるのも楽しい。なにも捨てなくてもついついスライドさせたくなる。
あと大きいのが、フタを開けなくて済むことで、汚いゴミを見たり、イヤなニオイをかいだりといった辛さから解放される点。
一人暮らしだとコンビニ弁当やカップ麺で済ませる機会が多い。
これらはニオイが強く、ゴミ箱を開く度にプーンにおっていた。
しかしこのフタのおかげで、ゴミは窓からしか見えないし、ゴミ袋を交換するとき以外ニオイを感じることがなくなった。
そして、フタがあるということは誤って物を捨てる心配がない。
それに加え、フタを開く機会がないので物置にもできる。
これは汎用性が高く、居間に置くのであれば、スマホやリモコンなどの小物はもちろん、ティッシュやパソコンだって置くことができる。
仕上げに、ゴミ箱には別売りのキャスターがつけられる。
作業中はデスクの傍におき、リラックスしたいときはソファやベッドの近くへ。
そうすれば、小さなテーブルとして活用することも可能。まさに一石二鳥だ。
ボックスの大きさが変わっても同じフタが使える!
サイズについて。小は19×41×37cmで容量20リットル。スーパーでかご一つ分入るレジ袋がピッタリはまるの大きさだ。
特別にゴミ袋を用意する必要がなく、すぐに使えるのは嬉しい。
余談だけど、ゴミ袋は適当な空箱に四つ折りにして入れておけば、それなりの枚数をストックできるうえ、パッと出し入れできるからオススメ。
大は小は19×41×54cmで容量20リットル30リットル。
高さが14cmアップしており、市販の40リットルのゴミ袋が使いやすい。
どちらのサイズを買おうか迷う人は大を買えば間違いない。ナゼかと言うと、ボックスの大きさが変わっても、フタの大きさが同じだから。
このおかげで、あとからサイズを変えたいと思ったときに、フタを買い替えなくて済む。
総評:2000円の価値ありな次世代ゴミ箱
キャスターを付けなければ、フタとセットで2000円で買えてしまう。
これまで適当なダンボールをゴミ箱にしていた私は、正直「ちょっと高いなぁ」と思った。
しかし、巷のオシャレなゴミ箱と無印の価格設定から考えればわりと良心的。
それに、これほど洗練されたデザインと機能美を兼ね備えたゴミ箱は他にない。
無印のユーザーファーストな思想が詰まった逸品、2000円の価値は十分ある。
とにかくむちゃくちゃいい買い物だったので、居ても立っても居られず、ブログで紹介してしまった。やっぱ無印、すげえな。
※追記
2021年3月16日現時点だと、Amazonでスライド窓タイプのフタは販売なし。
ゴミ箱は複数個買うとかさばって持ちかえるのが大変なので、本体だけAmazonで買うと楽。
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