ゲーム依存再発の地獄ループから抜け出す方法

前記事「【ゲーム依存症克服】スプラトゥーン2をやめる方法」で、スプラへの依存から脱却したように思った矢先。

失敗や気が滅入ることが重なり、

気がつけばリバウンドのごとく、今度はウマ娘にどっぷりハマってしまっていた。

育成1回が平均30分くらいなので、1,000時間くらい? この時間を副業に費やしていたら……!

こうしてブログに戻ってくるまでにかかった期間は約1年。

ハァ……(クソデカため息)

こんな後悔を他の人に味わってほしくない。

というわけで、ゲーム依存の再発から抜け出す方法と、ゲーム以外の時間の過ごし方。

30代独身男子が、無駄に熱く語らせていただきます。

目次

ゲーム依存の再発から抜け出す方法

結論から言えば、「心を満たして、外に目を向ける」ことが肝心。

具体的な方法はこんな感じだ。

【ゲーム依存再発から抜け出す方法】

① 自分を肯定してくれるものに触れる

② 休日に無理やり予定を入れる

③ 出会いが強制されるマッチングサービスを利用する

① 自分を肯定してくれるものに触れる

ゲームだけが俺を満たしてくれる

ゲームを”やめたい”のに”やめられない”。

そう思っているなら、ゲームが”自己肯定”の役割を担っている。

考えてみてほしい。

現実はクソだ。でもゲームなら成功が味わえる。自分は有能なんだと実感できる。

だから、時間を忘れてゲームに没頭してしまう。飢えた心を満たすために。

だれも手を差し伸べてくれない

年を経るにつれて、世の中の非情さと不合理に嫌気が差し、心が病んでくる。

期待すれば裏切られるし、夢を語ればカモられる。気づけば失敗の山、山、山。

傷だらけの自分に、だれも声をかけてくれないし、助けるなんてもってのほか。

みんな自分を守ることに必死で、他人にかまっている余裕なんてないのだ。

弱音が上手に吐けたなら

弱音が上手に吐けるなら、ゲームなんかに頼らない。

孤独で不器用だから、溜め込んで、バーチャルの世界で駆け込んでしまう。

そうしていくうちに、淀んだ目でゲームをするのが日常と成る。

生きてるのが辛い。

支えがないのに、自分を肯定してくれるゲームをどうしてやめられようか。

肯定してくれるものに”触れる”

そうは言っても、いつまでもゲームに頼っているわけにはいかない。

心では分かっている。

なら、どうすればいいのか。

それは、ゲーム以外で自分を肯定してくれる何かに触れるしかない。

友人、同僚、親、兄弟、映画、小説、マンガ、手紙、卒業アルバム……。

誰かの言葉に力をもらって、「自分は案外、捨てたもんじゃない」と顔を上げる。

そんなとき、ゲームのことなんかすっかり忘れていることに気付く。

自分を肯定してくれる存在と過ごす時間は、前を向くための第一歩。

それができて初めて、次のステップに行けるのではないだろうか。

② 休日に無理やり予定を入れる

散歩する。本屋に行く。映画を見る。髪を切る。美術館に行く。ちょっと遠出して季節やご飯を楽しむ。

とにかく、外に出る。それが時間の無駄だとしても。

ゲームをしないためでもあるけど、どちらかといえば、変わらない日常に変化をつけるためである。

お出かけは”種まき”

1回ではなにも変わらないかもしれない。

けれども、それが日常にほんの1度の角度でも変化を加えることができれば……

1ヶ月後、1年後に、今は想像していないようなことが起きているかもしれない。

未来の自分に向けての種まきだと思って、適当にぶらついてほしい。

③ 出会いを用意してくれるマッチングサービスを利用する

自分を変えるきっかけは「人」

自分で言うのもナンだけど、こいつはあくまで依存から抜け出すきっかけの一つ。

そもそも、出会い系やらマッチングサービスやらは、昔からあまり好きではない。

だから、勧めるつもりは毛頭ない。

とはいえ、人を変えるきっかけは人。そして出会いは向こうからはやってこない。

物は試し。しぶしぶトライしてみることにした。

本好き同士が出会う「Chapters書店」

自分の場合は本が好きだったので、本好き同士が利用するという「Chapters書店」を始めてみた。

PairsやMatchなどと異なるのは、運営が毎月1回、「アペロ」というビデオチャットの機会を提供してくれるところ。

ビデオチャットの予約画面。沖縄や京都など、相手は完全ランダム。

男2人対女1人は微妙だけど、出会いが無いよりはいい。

女性が当日来ない場合もあり、男同士で談話するという、不毛な時間もあるけど……

それはそれで盛り上がるから、割と面白い。

1対1の「リクエストアペロ」というのもあるから、積極的に出会いたい人はそれを使うのもよし。

年齢や年収に関わらず出会いを用意してくれるのは、30代独身派遣社員の自分にとってはありがたい。

なにより、本を読むことを習慣できるのは◎。

ゲーム以外の時間の過ごし方

こんな感じで、ゲーム依存から抜け出したとする。でも、これは”仮出所”のようなもの。

いつまたどこで魔が差すかわからない。

気を抜けば、キタサンブラックの育成ガチャで数時間が霧散するという、まさに一触即発の状況だ。

そんな状況下で、どのように時間を使えばよいのか。

予想がつくかもしれないけど、答えは”自己投資”だ。

【ゲーム依存再発から抜け出す方法】

① 自分をもっと理解する

② 自分のやりたいことを楽しみ、育てる

③ 目標をひとつひとつ達成する

①自分をもっと理解する

33歳 派遣社員という、直視したくない現実。

しかも、35歳からは未経験分野への転職が絶望的なるという。

一体、自分は本当に何がしたいのか。
後悔しない選択をするためには、何をすればいいのだろうか。

こう考えているときに、この1冊を手にとった。

やりたいことをみつける

前からこの本は知ってたけど、この手の本のウサン臭さがイヤで、手に取ることはなかった。

でも、35歳はもう目前。

この分岐点で納得のいく選択をしなければ、一生後悔する。

背に腹は代えられない。だから読んだ。

そのあとは1週間以上、自分を理解するためにいろいろ考えた。

結果から言えば、まだやりたいことは完全につかめていない。

それでも、前より自分の価値観や長所が明確になってきたし、「この方向に自分が行きたがっている」という予感がつかめた。

「自分で自分にOKを出せよ」

どうせ一度の人生。

その人生の所有権は全部自分にある。

だから、他人が望む、他人に従う人生を歩むのはやめよう。

人から何を言われようと、勝手にやらせてもらおうではないか。

自分で自分にOKを出せよ

昔営業で伸び悩んでいたとき、上司からかけてもらった言葉の意味が、やっと今、分かった気がする。

② 自分のやりたいことを楽しみ、育てる

なぜ諦めたくなるのか?

例えば、マンガを描きたいと思ったとする。

しかし、始めは、何から手をつけていいのかもわからない。

うまく描けず、投げ出したくなるのはしょっちゅうだし、

周りを見渡せば、自分より若くて才能があって、結果を出している人は山ほどいる。

他人を見て、

「自分には才能がないな」
「やっても無駄だな」
「これって意味あるのかよ」

と諦めたくなるのなんてしょっちゅうだ。

他人は一度、横に置く

でも、結局のところ結果は他人任せの運でしかない。

どんなにすごい作品を他人が作ろうと、自分のやりたいこと、成し遂げたいこととは関係ない。

それなら、残りの人生の時間を、好きなように賭けたっていいじゃないか。

下手くそで何か問題でも?

下手くそでいい。自分の気持ちに正直になって、やりたいことを楽しむ。

それだけで、その日1日が幸せになる。

そして、その日々の積み重ねが、振り返ったとき「いい時間だった」と思い返せる。

きっとそうだ。そうに違いない。

③ 目標をひとつひとつ達成する

最大の失敗は、無理をすること

あとできることとすれば、やることを書き出し、ひとつひとつ達成していくこと。

やりたいことを、絶対にできるレベルまでハードルを下げ、1つだけ書き出す。

そして、その一点に集中して、まずはやりきる。

継続できて、余裕が出てきたら、負担に思わない程度まで、ハードルを少し上げる。

最大の失敗は、自分のペースを見極めずに、無理をすること

マラソンと同じ。

焦って負荷をかけすぎると途中で棄権する羽目になるし、しんどくなるだけ。

大事なのは「満足感」と「希望」

結果がすべてと言われているが、それはビジネスの世界のこと。

やりたいことに関して言えば、それは間違いだ。

「今日も一歩、前進できた」
「自分はまだまだやれる」
「明日はもう一歩、前に進むんだ」

そんな満足感と期待こそ、やりたいことの全てなんじゃないか。

他人と自分自身から守り抜く

あと、繰り返すけど、くれぐれもやりたいことと他者をゴッチャにしないこと。

他人が入り込んだ途端、やりたいことは「自分のもの」ではなく、「人より劣ったなにか」になる。

全ての不幸は他人との比較から始まる、という。

だから、やりたいことが見つかったのなら、その卵を守ってほしい。

他人から。そして、自分自身からも。

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この記事を書いた人

神奈川在住。元塾講師・ライター。独身男性向けに思ったこと書いてます。

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